習作・三日月宗近を描いていく行程1

いつかのらくがき三日月宗近らしきものに色をつけていく行程を記録してみますね。
センスのいい方ではないし、独学の我流ですので、あまり参考にならないこと請け合いですが、これから絵を描きたいという方のなにかしらのヒントになれば幸いです。
さあ、俺の屍を越えて行け!㌦ァァァァヽ(o`Д´o)ノァァァァ!!
使用ソフトはCLIP STUDIO PAINT EXです。
※基本操作の説明は省いていますので、わからないことは公式サイトかGoogle先生に聞いてねん。
まずペン入れ。私いまだにペンタブで満足のいくペン入れができません。
ので、ベジェで線を引いています。Illustratorで仕事をしてきたため、ベジェ曲線大好きなのです。
ただ、非常に正確で味気ないラインになるので、面白くない出来になるのが悩み。フリーハンドでペン入れできるように練習中です。液タブが欲しいが……分不相応であります。
で、黒でペン入れをしましたが、ラインの主張がどぎついので色をこげ茶に変更しました。
おわかりいただけるだろうか。
色決めも兼ねて塗りつぶしツールで色を流し込みますが、この時に各色別のレイヤーに分けます。
色は出来上がりのイメージより薄い色がいいです。
出来上がりのイメージが湧いてきました。 そんな気がします。(。+・`ω・´)キリッ
次にグラデーションツールを使って大まかな影をつけていきます。
今作った各レイヤーの上に新規ラスターレイヤーを作ってクリッピングします。
こんな感じにしました。
これまでに着色のために作ったレイヤーはレイヤーフォルダを作って、まとめて放り込んでおきます。
フォルダ名は『着色』という名前にしました。
次の行程のためにキャラクターの塗りの部分を選択します。
最初に背景を自動選択ツールで選択しておいて『選択範囲を反転』すると簡単です。
このまま選択範囲メニューから『選択範囲をストック』で選択範囲を保存します。
選択範囲にこのように色が表示されますが、この段階で塗り残しがあると綺麗に選択範囲が作れてないことになるので、塗りつぶしツールやべた塗りペンで塗りつぶします。
選択範囲が綺麗に塗りつぶされていることを確認したらレイヤーウインドウで目玉マークをクリックして非表示にしちゃいます。
これで選択範囲メニューから『ストックから選択範囲を復帰』を選ぶと、この時に作った選択範囲をいつでも呼び出すことができて色々と応用も利くので便利です。
※長々となりましたが、この工程は『着色』フォルダの上に新規ラスターレイヤー・レイヤーモード『乗算』を作成して『クリッピング』でもいいのよ。
『着色』フォルダの上に新規ラスターレイヤー・レイヤーモード『乗算』を作って、光源を意識しながらキャラクターに立体感を出すように大まかに影をつけます。
球体や円柱くらいに大雑把に捉えて、細部にこだわらないのがいいみたいです。
今回は淡い紫で塗りました。
『着色』フォルダを非表示にするとこんな感じです。
先程、各パーツごとにレイヤーを分けてありましたね。
この後各パーツごとの作業になるので、さらにレイヤーが増えます。
整理するために『着色』フォルダの中に更にパーツごとにフォルダを作りました。
(図1)
※この辺りの参考画像はだいぶ作業が進んでしまってから慌てて保存したものなので作業の進行状況と合わないところがあります。スミマセン……
細部の影を入れていきます。
各パーツはグラデーションで大まかな影がつけてありますが、その上に更に新規ラスターレイヤーを作って作業します。
レイヤーモードは『乗算』です。(図1参照)
不透明水彩を少しカスタムしてある筆を使ってますが、描画結果はほぼデフォルト不透明水彩です。
影を入れたいところに色を置いて行く感じで色をのせます。
べた塗り状態の影をぼかしツールや消しゴムツールを使ってエッジの鋭い部分とぼかした部分を作って整えていきます。
レイヤーを分けてあるので下の着色部分に被害を出すことなく、いくらでも書き直しが可能です。
更に新しいラスターレイヤーを作成してハイライトを入れていきます。
レイヤーモードは『加算』で色はベースの肌色と同じ色を使いました。
後でレイヤーの不透明度を調整するので白でも大丈夫。(図1参照)
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だいぶ長くなってしまったので今回はここまで。
続きはまた次回( ゚д゚)ノシ サラダバー